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「アメリカ放浪記」 | ||
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2009年3月17日(放浪15日目) |
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ホテルからダウンタウンまでのシャトル便を使って、ビールストリートへ。。
いきなりかい!、、BBキングの店発見。ってか目立ちすぎじゃね〜(笑) まずは端から端まで探索する。 人通りはニューオーリンズのバーボンストリートの平日と変わらないかな。
でも似てるけどなんかやはり違う。 あっちより「どブルース」の匂いがプンプンしてる感じ。
歩いてゆくと分かり易過ぎるくらいにお目当ての「W・Cハンディーパーク」が見つかった。 W・Cハンディーとは「ブルースの父」と呼ばれる人だ。 どんな人かを話すと長くなるので、うまい具合にまとめてある資料に任せた〜(笑) http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/1912.htm 早速パークから演奏が聞こえてきた。 嬉しくなってビール(5$)とホットドック(2$)をパーク内の店で購入、パクつく。
、、、ってかビールでか過ぎ。1リットル弱はありそう(笑) しかし、演奏中に急に音を止めて友達と話すなどの低堕落ぶりには少々ガックリ。。 あんま面白くないからストリートに出ようとした時に、、
ん?ちゃんとバンドが始まりそうな予感!
この気持ちのままここから去るのも、これまた面白くないのでとりあえず待ってみるかな。。。
演奏が始まった。。。 うひゃひゃ〜、最高だ!!やっぱ、こうでなくちゃね〜。
いきなりビールが旨くなった。。さっきはリハしてただけだったのか。
疑ってごめんよ〜
しばらく聞いて、通りに戻る、、、急にトイレに行きたくなったのでBBキングの店で借りた。もうすっかり慣れたものである(笑) 出てきて歩いていると、白人のおっちゃんと黒人の兄ちゃんに話しかけられた。 「やぁやぁ、観光かい?」 「君、日本人だろ?、、コニチワ〜、、わははっ、合ってる??」 「俺はジェームス、こっちはグレークだ、よろしくなっ」 「俺達はグットフレンドなんだぜ!」 「それにしてもいい天気だなぁ」、、こんな調子。 一緒にソーセージでも食いに行かないか?と誘われるが、、非常に迷う。。 子供の為の文句「知らない人に、ついていってはいけませ〜ん」と、 俺の頭がピコンピコンと警報を出している。
しかし人は良く見える。。 (何度かこっちで騙された、もしくは騙されかけた俺ではあるが、、汗)
人を信じるってのはギャンブルに少し似ているな。 賭けるものは、金、荷物、服、、いろいろだ。命だって例外じゃない。
「OK〜」 腹を決めた。。俺の人の見る目に賭けてみた。。 すると「私の車で行こう」とジェームス。。昔の記憶がよみがえる。 18の頃、旅の最中の話。。 季節は真冬。服を着込んで駅で歌っていると随分人が良さそうな2人が話しかけてきたっけ。 「やぁやぁ、君頑張ってるな〜」
「寒いだろ?温かいコーヒーを奢ってやるよ」
と言われ、何時間も歌った後で体も震えていたので、(有難い!)とついていった。。
そしたら、「コンビニまで俺の車で行こうぜ」、と車に乗った。
だがしかし、1軒、また1軒とコンビニを過ぎてゆく。(?)である。
気が付くとそこは住宅街。
「着いたぜ」と、とある一軒家の前。
何が何だか分からないまま(もしかしたら今日は温かい寝床にあり付けるかもな〜)
なんて悠長に考えてたわけだ。
「2階へおいで」と言われ、付いていく。。
だがしかし、俺の淡い想像を見事にキレイさっぱりぶち壊してくれた。
、、そうだな、人は30〜40人位居たかな、、、 一斉にお経みたいなものを唱えている。いわゆる宗教団体であった。
部屋に入った瞬間、全員がこっちを見たのだ、、
体が凍った。。
そう、その表現がぴったり。。。
俺の体が警報を出している。。 「逃げろ、逃げるんだ!」と。
しかし体が動かない。荷物も車の中だ。「はい」と渡される数珠。
「今日は特別、僕のを貸してあげるよ。そこに座って」 、、(うぅ、とりあえずやり過ごすしかない、、) お経が終わり、これからどうする?と聞かれ、真っ先に「まだ歌いたいので駅に行く」と言った。。 車の中で 「これで君も僕らの仲間だよ、君は僕達に出会えた事を感謝しなきゃね、
君の人生はこれから良くなっていくんだ。。
いいか、これを一人でも毎日ちゃんとやるんだぞ。次はいつ来る。明日か?明後日か?」
と言われ絶えられなかった俺は、正直に「申し訳ないが俺は興味がない」と告げた。。
すると、、、運転席と助手席の2人から鼓膜が破れるか、の如く怒鳴り散らしてくる。 内容をひとつ取り上げてみるとこうだ、、
「お前は馬鹿か!?お前の人生どころかこの日本が、いや、地球がどうなってもいいのか!?」、、こんな調子。 、、まぁ結局は無理矢理次の約束をさせられ、車から開放された。。もちろん約束は破った。。心苦しかったが仕方ない。 (ちなみに宗教を否定するつもりは全くないが、 嘘を付かれた上、考えを強引に押し付けられた事に腹が立った訳だ。。)
そんな経験を走馬灯のように思い出した。。 だから若干戸惑った、、しかし(信じてみよう)と決めた相手だ、とついて行った。 無事に店に着き、3人で話していると隣のテーブルで飲んでいたおば様も急に話に参加。わいわいと賑やかに飲んでいた。 ジェームスに1杯目ご馳走になったので2杯目は俺が金を出した。 (これは大丈夫そうだ。。)
一安心。。
ビックリしたがグレークは歌とテレビの仕事で食ってて、おば様はタレント会社のなんだか知らんがお偉いさんらしい。。 ジェームズはというと、仕事はすでにお定年退職していた。
「お前気に入った!!俺んちへ来いよ!」
と急に言われ、相当戸惑ったが、もうここまできたら行くとこまでいっちゃる!
グレークとおば様に別れを告げジェームズの家へ。。
家は犬とジェームズの2人(?!)暮らし、、壁には子供3人と孫2人と彼の6人の写真が飾ってある。。 奥さんは?と聞きたかったが、なぜか聞けなかった。。 2人して酒が進んでゆく。 俺のyou tubeの中の歌ってる姿を見て、「アメージング!」と随分感動してくれていたのは嬉しかった。
「シンジ、どの位こっちにいるんだい?」 「居たいだけだよ」と俺。 「ホテルはバカ高いんだろう?少し節約の意味でうちに来いよ!」 という訳で数日、ジェームズの家でお世話になる事になりやした。。 もしかしたらジェームスはすごくいい人なのかも知れないね。
まだ若干不安もあるが、なんだかおもろいことになってきたね〜っていう感じ、、、 でわでわっ |
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