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「アメリカ放浪記」 | ||
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「デンバー」〜41日目 4/11 in Denver COLORADO |
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昼、何気なくテレビをつけた。するとジョージクルーニーの「パーフェクトストーム」(だったかな)が流れていた。
うかつのも最後のシーンで涙が今までに無い程こぼれてきた。 自分でも驚きだ。もちろん英語だけなのにである。いつも字幕で見ている訳だが、、なんとも不思議。 さて、ダウンタウンにまたもや歩いていく。 適当な店に入り、昼飯&読書タイム、、、&ビール(笑) 数人から情報を仕入れ、「sing sing」というピアノバーへ向かう。時間は7時10分前、7時から始まるらしくちょうどいい時間だ。 7$払い、中に入るとピアノが2台、向かい合って置いてあり、客席もかなり広い。客も結構入っている。 2人出てきて、演奏開始。。ふむふむ、なるほど。客とのやり取りの中、演奏はリクエスト曲ばかりだ。 客を笑わし、唄わせ、手を叩かせ、共に楽しむ感じである。雰囲気で楽しめた。 少々物足りないが、足がクタクタだし帰ろうと思い、モーテルへ向かい歩いた。 しかし目は常にネオンを探していた。そして、見つけてしまった。 店の名前は忘れたが「Live Music」のネオン。急にうきうきし始めて店に入る。 ライブは9時からとの事。またもやグッドタイミング! しかし始まらない、、、ドアマンに聞いてみる。すると聞いてきてくれ、「10時からに変更になったみたい」との事。。ガックリ。 しかしここからが面白かった。。 そのドアマンはとってもいい人で、ライブをやっているオススメの店を俺が持っていたクチャクチャの地図で教えてくれ、 しかもそこに行くためのバス停まで案内してくれた。2ブロックも離れたとこなのにだ。 感謝である。途中、身の上話をしながらバス停まで行き、俺はお決まりのチップを渡そうとした。しかし、受け取らなかった。 心の底から礼を言ってバスに乗り込み終点まで。そこから20分ほど歩いた訳だが、この道がまた曲者で、いわゆる路上生活者の溜まり場である。 立ち止まらずにひたすら歩こうと思っていた訳だが、目的地に着く前に、ライブバー発見。漏れてくる音で立ち止まってしまった、 すかさず近寄ってきて「すまんが金を少しだけ恵んでくれんかい、 俺は事故で体が悪いんだ、だから仕事にもつけない、ほら見てくれ」と服をめくり上げ、見せてくる。 俺はいたたまれなくなったのと、この場をやり過ごしたい気持ちが混ざり、ポケットの小銭を全部渡した(多分2$位)。 すると、そのおっちゃんは子供の様な無邪気で素直な笑顔を見せて、俺の行きたい場所へ意気揚々と案内してくれた。 おっちゃん、歩きながらずっとしゃべってた、、話はあんまり分からなかったけど、なんか楽しかったな。。 印象的だったのが、目的地に着いて、サヨナラをする時の、ひたすら言っていた、「ありがとう、ありがとう!」 なぜか、思い出すだけで、熱いものが込み上げてくるのはなんでだろう。。おっちゃん、目がキラッキラしていたな。。 たどり着くとそこは完全にライブハウスだ。キャパは500人位だろうか。25$払い、入っていくとカントリーをやっていた。 客はいっぱいだ。みんな踊っている。すんごい楽しそうだ。なるほど、 演奏はかなり素晴らしい。ギターにバンジョウ、ウッドベースにバイオリン、、後、、いろいろ(笑) う〜ん、やっとデンバーでカントリーが聞けた。しかもとびきり最高なやつ。 勝手に体が動いてくる。やはり来て正解だった。あのドアマンに感謝だ。 1部の演奏が終わり、俺は外に出た。そう、密かに気になっていたあの店に行ってみた。 店の前に着くと、数人出てきてタバコを吸っている。ドアマンらしき男に話しかける。 すると話が盛り上がってきてしばらく話し込み、急に「気に入った!チャージは5$だけど3$にしとくぜ」だと。いやはや、嬉しい。 しかもそのドアマン、カウンターの中の人間を呼んで 「紹介するぜ、日本で音楽やってるシンジってんだ。気に入ったから一杯あげてくれよ」 チャージを3$にしてもらい、おまけにビール1杯ご馳走になった。。感激である。 ステージは3ピースバンド、25歳位かな、、なかなかイカシタ音を出している。 ビールが無くなった時、「何が飲みたい?」と聞いてくれ、「安いウイスキーをロックでね」と頼んだ。。 すると「これ知ってるか、うまいぜ、飲んでみな」とメーカーズマークをたっぷり入れて出してくれた。 おっ知ってる知ってる!うまいよね〜!、、、ん、って金を払ってない。。まさか、、「ちょっと、金は払うよ!」 、、、「いいんだよ」 う〜む、こうなるとむしろ払いたくなってしまう。けど払ったら、失礼にあたる。 しょうがなく握り締めていた金をポケットにしまった。自分でもなんでここまで気に入られているかが分からない。 客が多い店だ。裏がありそうな雰囲気もない。嬉しさを通り越し、全く不思議でしょうがない。。 でも更に続く、、「本当にありがとう!」と言って店を出てドアマンと話してると、他の人とも仲良くなり「おいでよ。いい店紹介するから」と2人に連れて行かれる。 すぐ隣の店だ。。なんと!人がギュウギュウだ。その中を無理やり入っていって、またカウンターの中の人を紹介してくれた。。 ドアマンは「じゃあな〜楽しめよ」と隣へ帰っていった。 俺はジャックダニエルを頼んだ。金を払おうとすると 笑顔で「いらないよ〜!」 ちょ〜っと待った〜、ぬぁに〜!!である。ぼったくられたり、たかられる事には慣れたが(慣れるなよ、笑)まさか奢られることには全然慣れてない。 ましてや2件ハシゴしてたらふく飲んでライブも2組見てたった3$だ。 一緒に来たレゲエ風の兄ちゃんと30分程話し、フラフラで出た。 遠いしバスもないし危ないしタクシーに乗ろうかと思ったが、デンバーの風がとても優しくて心地よかったから歩くことにした。 1時間程かかったが、なんだか夢心地だったので苦にはならなかった。 部屋に着いてベットに倒れこんだのは言うまでも無い(笑) はぁ〜幸せやったなぁ。。。。 |
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