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「アメリカ放浪記」
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2009年3月26日(放浪24日目)
ジミーは寝るのが早い、、、いや、俺が遅いだけかもしれないが。

大体10時位になるとジミーは「後は好きにしてくれ、おやすみ」とハグしてさっさとベッドルームへ入ってゆく。

俺はというと早い時間は眠れないので、本を読んだり、PCで調べものしたり、
異常な程チャンネル数の多いテレビを見たり(400以上はある)

ギターはジミーが寝ているので夜は弾けない。。

なんだかんだで1時か2時位に寝る。6時頃にジミーが起きてきて、
その音で目が覚め、俺も起きる。。といった具合だ。

いつも少々眠いが仕方ない。

起きるとジミーと軽く掃除をして、コーヒーを入れて、会話が始まる。

英語がまだまだ聞き取れない俺。たまにスムーズに進む事もあるが
知らない単語が出てくるとスペルを教えてもらい俺が調べる。

ジミーもそれに慣れてきたせいか、分からないと分かるとすぐに
スペルを言い始めるようになった。。有難い。。

昼過ぎに車でお出かけ。。
ジミーは退職しているとはいえPCで仕事をちょろちょろしているので
銀行へ行ったり、仕事関係のミーティングへ行ったりする。

車の中で「今日のシンジさんのプランは?」といつも聞いてくれる。
 
(最近日本語の「さん」を覚えた、、ボニータ(犬)のことも「ボニータさん」と言っている、笑)

例えば今日で言うと

「Rock'n'Soul Museumに行きたい!」

すると、

「おぉ、いいねぇ、俺はジェリーリールイスが大好きなんだ!俺も中に入ってみよう!」

ってな調子。

ちなみにジェリーリールイスとはエルビス、カールパーキンス、ビル・ヘイリーらと1950年後半の
ロックンロール黄金期に大活躍した一人だ。ここメンフィスにあるサンレコードからデビューして、
ジミーの持っているDVD(2007年のライブ映像、豪華なゲスト達とセッションしている)を見ていると、
今でもバリバリ現役のミュージシャンである。(おじいちゃんだけど、笑) ☆この日記の一番下にジェリーもwikiのアド載せてます!

ジミーはジェリーリールイスの大ファンなのだ。
いつも家で暇があるとジェリーリールイスのDVDをかけて唄っている。。


さてさて、ジミーおすすめのチャイニーズレストランでずいぶんと
豪華な食事(8$)を済ませ、ミュージアムへ。。


中に入るとすぐに夢中にさせられた。。

最初に20分程、音楽の歴史についてまとめた映像を見て、終わったらヘッドフォンを渡される。

1900年代初期、黒人が奴隷だった時代に実際に使われていた綿摘みの為の道具や写真で始まり、
20年代、30年代、40年代と進んでいく。所々に番号がふってあり、渡されたヘッドフォンに番号を打つと
その頃の説明やその頃を知る人物の語りなどが聞ける仕掛けだ。もちろん英語。
しかしヘッドフォンから流れる言葉を全て日本語で訳してある本があり、それを見ながら回った。

1900年代初期のブルースマンたち、BBキング、ハウリン・ウルフ、サム&デイブ、ロバート・ジョンソン、
そしてエルビスにカール、ジェリー、ビル、など、世にブルースやロックンロールを広めていった
人物の歴史や本人の語りが次から次へと飛び込んでくる。(登場人物は100人は超えると思われる、、)

印象に残ったのはカール・パーキンスの言葉

「とある家にラジオがあってね、、でもそのラジオを触っていいのはその家の親父だけだったんだ。たまーにかけてくれるラジオを親父の横でまるでラジオに吸い込まれるように聞いていた少年がいてね、、カールっていったかな、、笑」(自分の事だ、笑)

話は続く、、

「ラジオは電池1つで動くんだが、電池を買ってくれるのは年に1回だけだったんだ。せいぜいもっても3ヶ月位だったかな〜」

横には初めて開発されたジュークボックス(もちろん実際に使われていたもの)が展示されている。

「当時はジュークボックスが置いてある店にみんな集まっては踊り明かしたものさ」

「親が「そんなもの聞くのは不良よ」とうるさくてね〜、だからみんな集まってきたんだよ。
だからあの頃の活気は親に感謝しなきゃいけないよな、わっはっは!」
 
「たまにレコード買ったりなんかしたら擦り切れるまで聴いてやったぜ〜!」
 
な〜んか、、いいなぁ。。目に浮かぶようだ
 
 
それと同時に当時音楽はとても貴重なものだった事も感じれた。。 
 


今とはずいぶん違うな。。
 
ボタン一つでいつでもどこでも音楽が聴ける今の時代、、便利ではあるが
風船の様に軽くなってしまってる。。


さて外に出るとビールストリート。

音楽が溢れんばかりに聞こえてくる。!

「シルキーオサリバン」って店だったかな〜、たまらなくいい音を出していたので入っていき、ビールの大を頼む。

その後、W・Cハンディーパークへビール片手に入っていき、またもや極上のブルースに酔っ払った。


しかしジミーを見るともうお疲れだ(64歳だから当たり前である)。。しかも家においてきたボニータを心配している。。

「マイガール」を聞きながら、ジミーと「マイガールはボニータだね」なんて笑いながら車で帰ってきた。。
 
帰るとボニータはもう喜んじゃって大ハシャギ。

ジミーはお疲れだから今日は俺の担当だ。。すっかり俺になついちゃってもう可愛いのなんの。。

なんだか楽しい1日でした、、とさ!
 
 
 
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